今までの人生で、身近な誰かや友達が、マジックを披露してくれたことはありませんか?
学校や会社、もしくは施設等のイベントで、不思議な手品を見て感動したことがある人もいるかもしれません。
今回は、そんなマジックを自分でもやってみたいという方のために、取っ掛かりを得るためにはどうすればいいか、また個人的なお勧め練習法等を紹介して行きたいと思います。
この記事でわかること
- 最初に用意したいもの
- マジックのやり方はどう学ぶ?
- 一人でマジックを練習する
- みんなにマジックを披露する
最初に用意したいもの
そもそもどんなマジックから始めるかですが、初心者にはトランプを使ったマジックがお勧めです。
全ての基本とも言えますし、もし挫折してもゲームに使えるトランプは家に残るので、無駄もありません。
まずは、一番スタンダードな"バイスクルのトランプ"を買いましょう。
これで練習して、本番までいけます。
黒い手品用のマットも、必要性を感じたら買えばいいです。
もちろん、やってみたい手品グッズがあればそれを買えばいいのですが、ここでは汎用性の高いトランプマジックについて主に解説します。
マジックのやり方はどう学ぶか
今の時代、トランプマジックはネット動画で学ぶこともできますが、動画付き書籍で学ぶこともできます。
DVD付きの書籍で、Mr.マリックさんのカードマジック本なんかが分かりやすいです。
初心者でもできる、お客さんもあっと驚くマジックが載っていたりしますので、個人的にお勧めです。
まずはネット動画でいいものを探して、自分に合ったものがなければサクッとプロの動画付き書籍を買ってしまった方が、近道になるかもしれません。
いずれにせよ、動画で学べるのに越したことはありません。
やはりマジックの流れが分かりやすいですし、マスターまでの近道になります。
一人でマジックを練習する
ネット動画なり動画付き書籍なりで流れを学んで、実際に練習してみます。
手の動きに慣れてきたら、実際にお客さんがいるところを想定して、しゃべりも交えて練習しましょう。
簡単なマジックなら、何日か練習すればマスターできますので、恐るるに足りません。
逆に言うと、簡単にマスターできそうな、自分に相性の良さそうなものを練習した方が、実践への近道となります。
大丈夫、あなたならできます!
みんなにマジックを披露する
練習のところでも触れましたが、お客さんと対面でやるマジックは、しゃべりも重要です。
マジックでは、演技力も問われます。
初めてマジックを披露するとき、実演中にタネを仕込むところでは、うまく行くかな、大丈夫かなという緊張感と、いい意味でのスリルが感じられると思います。
そして最後にお客さんを驚かせることができたら、練習が報われたという、何とも言えない達成感も味わえます。
マジックをやる際大事にしたいのは、いかに相手を楽しませられるかということだと思います。
別にちょっと失敗したからといって、親しい間柄なら笑い話で済みますし。
そもそも、何のためにマジックをやるのかというと、お客さんに喜んでもらうためだと思うのです。
披露する相手があってこそ成り立つ趣味ですし、そういった意味で、コミュニケーションツールとしても有用と言えます。
実際にやってみて、マジックが自分に向いていると思ったら、どんどん場数を踏んで経験値を積んでいきたいところです。
人前でマジックを披露することで度胸もつきますし、多くの人に楽しんでもらうことで、あなたという人を多くの人が知ることになります。
そうやってみんなを楽しませるうちに、あなたもいつの間にか人気者になっているかもしれません。
おまけエピソード
僕もマジックがやってみたくて、Mr.マリックさんのDVD付き書籍を真似しながら、簡単なものをマスターしました(ちょっとやらないと、結構忘れちゃうんですけどね)。
自分の場合実際にやってみると、周りの人達が凄い、凄いと言ってくれたりして嬉しかった反面、逆にそれが怖くもなりました。
何だか、自分だけタネを知っていて、周りがそれを知らないということに、罪悪感のようなものを覚えてしまったのです!
でも、タネを明かすわけにもいきませんし……
元々、手先がそんなに器用でないことも相まって、その後あまりマジックをやる機会もありませんでした。
そんな訳で、あまり細かいことを考えず周りを楽しませられるような人に、マジックをお勧めしたいです。
エンターテイナーとしての自分磨きにも、うってつけなのではないでしょうか。
自分には向いていなかったけど、お客さんを喜ばせられるのは事実ですし、多くの人にとっては有用な趣味になり得ると思います。
他の色々な趣味と違った感覚も味わえますし、今までやったことがなかった人には、いい経験になること請け合いです。
マジックをやることで、今まで知らなかった自分を発見できるかもしれませんよ!